制度の内容
| 制度名 | 山形市老朽危険空き家除却補助事業補助金 |
| 年度 | 令和8年度 |
| 補助率 | 2/5 |
| 上限額 | 1,000,000円 |
| 受付期間 | 2026年6月1日 〜 2026年6月30日 |
| 注意 | 補助額の決め方は「延べ床1㎡あたりの経費(木造なら36,000円が上限)×延べ床面積×10分の8×2分の1」で、経費に対しては実質40%です。木造100㎡の家なら計算上144万円になり、上限の100万円が適用されます。上限100万円は掲載している市の中で高い水準ですが、令和8年度の募集は1戸程度で、受付期間は2026年6月1日から30日までの1か月だけでした(2026年9月時点、ページ更新2026年7月23日。チラシの記載)。来年度に使うなら、事前調査の申込を含めて5月までに準備しておく必要があります。対象は市の判定で評点100点以上の不良住宅に限られ、家財や立木の処分費は対象になりません。別に、市街化区域内の昭和56年5月以前の空き家を対象にした「市街化区域空き家除却補助事業補助金」(延べ床面積×単価の2分の1、上限50万円、2戸程度)もありますが、令和8年度の募集は終了しています。相談先はまちづくり政策部住宅政策課(023-641-1212 内線470)です。 |
| 出典 | 山形市公式ページ |
令和8年度の受付は終了しています
山形市の解体補助金は、今年度の受付が終わっています。補助金を使わずに解体すると、自己負担は約195万円になる計算です。建物を残したまま売れば、解体費はかかりません。下の診断で、この家の手取りの目安を出せます。
受付は29日間です
2026年6月1日から2026年6月30日までです。多くの市では、申請の前に判定や現地調査があります。受付が始まる1か月前には、窓口に連絡してください。
解体した場合と、建物を残して売った場合の比較
山形市の補助率は2/5、上限は1,000,000円です。
この条件で計算すると、解体の自己負担は約123万円です。
建物を残したまま売る場合、この費用はかかりません。
建物を残して売った場合の手取り(目安)
約474万〜690万円
解体した場合の自己負担
約123万円
補助金72万円を引いた後の金額です。
山形市の条件では、建物を残して売るほうが約597万〜813万円多く残る計算です。
解体して更地にする場合
| 解体工事費 | −1,796,000円 |
| 補助金 | +718,400円 |
| 家財の片付け費 | −150,000円 |
| 解体した場合の自己負担 | 約123万円 |
補助金の計算:補助率2/5を適用(1,796,000円 × 2/5 = 718,400円。上限1,000,000円に未達)
更地にすると、土地の固定資産税は年間で約87,400円増えます(約3.57倍)。
住宅用地の軽減がなくなるためです。
建物を残して売る場合
| 買取価格の目安 | +4,740,000〜6,900,000円 |
| 解体工事費 | 0円 |
| 家財の片付け費 | 0円 |
| 建物を残して売った場合の手取り | 約474万〜690万円 |
建物ごと引き渡すため、住宅用地の軽減はそのまま残ります。
家に残った家具や荷物は、買取業者が引き取る場合が多いです。
計算の前提を見る
- 延床面積 112㎡(33.9坪)の木造家屋を想定
- 土地面積 180㎡
- 解体単価 53,000円/坪
- 残置物処分費 150,000円
- 固定資産税率 1.4%/都市計画税率 0.3%
- 買取価格は「土地値 − 解体費 − 残置物処分費」から業者の利益分を引いた額で計算しています
- 老朽化した空き家は建物に値段がつかず、土地値ベースの取引になります
- 実額は物件の状態・接道・立地により大きく変動します
- 土地の面積は180㎡、建物の延床は112㎡として計算しています
- 解体費の坪単価53,000円は、地価との関係から推計した値です(実測に置き換えるまでの暫定)
- 補助制度の数字は山形市の公式ページのものです
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固定資産税は、更地が商業地等の扱いになり、課税標準額が評価額の70%で頭打ちになる負担調整措置を考慮しています
(総務省「固定資産税の概要」)
延床112㎡・土地180㎡の木造住宅を想定した金額です(2026年9月23日時点)。
このページの診断では、建物と土地の広さ、家財の残り具合、前の道の幅を入れて計算し直せます。
この家だと実際にいくらになるか
上の金額は山形市の平均的な条件での計算です。
建物を残したまま買い取る業者に査定を頼むと、この家そのものの金額が分かります。
査定は無料で、金額を見てから断れます。
更地にした場合の固定資産税
「更地にすると固定資産税が6倍になる」という説明を見かけます。
計算上の上限は、約4.2倍です。
家が建っている土地には、住宅用地特例があります。
200㎡までの部分は、固定資産税の課税標準が評価額の1/6になります。
更地にすると、この特例はなくなります。
代わりに商業地等の扱いになり、課税標準額は評価額の70%で頭打ちになります(負担調整措置)。
上限は70%÷1/6で約4.2倍です。都市計画税は約2.1倍です。
建物の分の税金はなくなるため、土地と建物を合わせた負担増はこれより小さくなります。
山形市で試算した場合(1年あたり・土地と建物の合計) | 状態 | 年額 |
| 現在(住宅用地特例あり) | 38,300円 |
| 更地にした後(商業地等・評価額の70%) | 125,700円 |
| 差引 | +87,400円 |
固定資産税率1.4%、都市計画税率0.3%で計算しています。
実際の金額は、山形市から届く課税明細書で確認してください。
出典:総務省「固定資産税の概要」
近くの市との比較
補助率と上限額は、市によって違います。家がどこにあるかで、受け取れる額が数十万円変わることがあります。
| 自治体 | 補助率 | 上限額 | 令和8年度の受付期間 |
| 山形市 | 2/5 | 1,000,000円 | 2026年6月1日 〜 2026年6月30日 |
| 鶴岡市 | 2/5 | 500,000円 | 未公表 |
| 秋田市 | 1/2 | 500,000円 | 未公表 |
| 福島市 | 1/2 | 200,000円 | 2026年8月3日 〜 2026年8月31日 |
申請の注意点
工事を始める前に申請する
契約や着工の後に申請しても、補助の対象になりません。
見積もりをもらう段階で、山形市の窓口に相談してください。
相続登記を済ませておく
2024年4月から、相続登記は義務になりました。
相続を知った日から3年以内に登記が必要です。
名義が親のままだと、申請が進まないことがあります。
先に司法書士へ相談してください。
予算が埋まると受付が終わる
多くの市が「予算の範囲内で先着順」としています。
受付期間中でも、枠が埋まれば終わります。
山形市は受付期間が短いため、受付が始まる前に窓口へ連絡してください。
解体するか売るかを決める前に
補助金の額だけでは決められないことがあります。
名義が親のままなら、先に相続登記が要ります。
家財が残っていれば、片付けの費用がかかります。
- 相続した家の手続き 相続登記の期限、3,000万円の特別控除、取得費加算など、相続した空き家を売るまでにやる手続きをまとめています。
- 空き家の売り方 仲介、買取、そのまま持つ、の3つを、期間と手取り、向いている場合で比べています。売り方と査定の頼み方を決めるときに読んでください。
- 家財の処分 残置物の撤去、解体工事、廃材の処分など、空き家を売る前の片づけにかかる費用と、進める順番をまとめています。
まずやること
- 山形市の公式ページで、現在の受付状況を確認する
- 名義を確認する。親のままなら、司法書士に相続登記を相談する
- 解体の見積もりと、建物を残した場合の査定を、両方とる
- 金額を並べてから、山形市の窓口に相談する
山形市の条件で診断する
建物と土地の広さを入れると、この家に近い条件で計算し直せます。
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一般的な情報としてまとめたものです。補助の可否や税金は、物件や世帯の事情で変わります。
最終的な判断は、山形市の担当窓口と、税理士・司法書士に確認してください。
掲載内容は2026年9月23日時点で、市の公式ページを見て確認したものです。
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